眼視覚学
当講座の主な研究は、基礎研究と臨床研究に分けられます。基礎研究では加齢黄斑変性や糖尿病網膜症などに生ずる眼内血管新生の病態を主な対象としています。現在、眼科研究室で研究を行っているテーマとしては、マウスブルッフ膜の弾力線維板の形態学的発生と構成分子の解析、OCT angiographyにおける実験的脈絡膜新生血管の検出と病理相関があり、その他、網膜変性や緑内障における神経細胞の変性脱落に関する病態や変性を抑制する方法について実験的研究を行っています。
臨床研究では、黄斑、緑内障、網膜硝子体、糖尿病などの特殊外来チームを中心として、それぞれの対象疾患について、治療法や手術方法の違いによる視力予後の差や新薬の効果確認、新しい診断方法による疾患概念の確立などの臨床研究を行い、内外に積極的に報告しています。
現在の研究テーマ
研究業績