- HOME
- 学部・大学院
- リハビリテーション学部
- 研究情報を更新しました
研究情報を更新しました
浅井准教授の論文が国際学術誌「Geriatrics & Gerontology International」に掲載されました
Dual-task gait test provides limited additional value for fall prediction in care-requiring older adults: A prospective study
要介護者において、転倒予測に対する二重課題テストの有用性は限定的である:前向き研究
Geriatrics & Gerontology International
Asai T, Yamamoto J, Oshima K, Minami C, Matsumoto D, Naruse F
研究の概要
介護を要する高齢者では、認知機能および運動機能の低下が顕著であり、その両者を反映する二重課題テストによって、転倒リスクをより正確に評価できる可能性がある。そこで本研究では、二重課題が要介護高齢者の転倒リスク評価において、どの程度の予測的妥当性を有するかを検討した。
本研究は、5つのデイサービス施設および1つのリハビリテーション施設が参加する多施設共同研究として実施され、合計204名の高齢者が参加した。
参加者は、4mの平坦な歩行路において、単一課題(通常歩行)および二重課題(認知課題を伴う歩行)の歩行テストを実施し、それぞれの条件下で歩行速度を計測した。フォローアップ期間中の転倒発生の有無はインタビューにより聴取し、各歩行速度が12か月間の転倒の有無と関連するかを統計学的に検討した。
その結果、二重課題時の歩行速度のみが将来的な転倒発生と有意に関連することが明らかとなった。ただし、転倒発生の予測精度においては、単一課題歩行と比較して統計学的に有意な差は認められなかった。
参加者は、4mの平坦な歩行路において、単一課題(通常歩行)および二重課題(認知課題を伴う歩行)の歩行テストを実施し、それぞれの条件下で歩行速度を計測した。フォローアップ期間中の転倒発生の有無はインタビューにより聴取し、各歩行速度が12か月間の転倒の有無と関連するかを統計学的に検討した。
その結果、二重課題時の歩行速度のみが将来的な転倒発生と有意に関連することが明らかとなった。ただし、転倒発生の予測精度においては、単一課題歩行と比較して統計学的に有意な差は認められなかった。
以上の結果から、転倒発生の予測においては、二重課題歩行テストではなく、一般的な歩行テストで十分にその役割を果たすと考えられた。
二重課題を用いた転倒予測の臨床的妥当性については、今後さらなる検討が必要である。
二重課題を用いた転倒予測の臨床的妥当性については、今後さらなる検討が必要である。
SHARE