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研究情報を更新しました
中條助教の論文が国際学術誌「Archives of Physical Medicine and Rehabilitation」に受理されました
Diverse plantarflexor module characteristics influence immediate effects of plastic ankle-foot orthosis on gait performance in post-stroke patients: A cross-sectional study
(異なる底屈筋モジュールの特性が脳卒中後患者の歩行パフォーマンスに対するプラスティック短下肢装具の即時効果に影響を及ぼす:横断的研究)
Archives of Physical Medicine and Rehabilitation
Chujo Y, Mori K, Wakida M, Mano N, Kuwabara T, Tanaka H, Kubo T, Hase K
研究の概要
ヒトの歩行は中枢からの司令を脊髄にある数個の機能的単位(モジュール)を介すことで簡略化する筋シナジー仮説によって行われると考えられています。片麻痺歩行のモジュールは、運動麻痺の程度よりも歩行能力を表す指標として優れており、特に足関節底屈筋(plantarflexor: PF)モジュールのタイプにより、歩行能力が異なることが報告されています。
そこで、本研究では、本研究の目的は、脳卒中後片麻痺者のPFモジュールのタイプによって短下肢装具着用が歩行関連指標に与える影響が異なるかを明らかにすることとしました。
そこで、本研究では、本研究の目的は、脳卒中後片麻痺者のPFモジュールのタイプによって短下肢装具着用が歩行関連指標に与える影響が異なるかを明らかにすることとしました。
脳卒中後片麻痺患者52名を対象に、表面筋電図を用いて補装具を装着していない歩行中のモジュール、短下肢装具を装着していない条件と靴べら式短下肢装具を装着した2条件での歩行中の3次元動作解析を行いました。
その結果、PFモジュールの活動タイミングのみが変化した片麻痺歩行において、短下肢装具を装着した場合の麻痺肢での蹴り出しと歩行速度を向上させる効果がありました。
本研究結果は、今後の短下肢装具を用いた治療方略の構築に寄与する可能性があります。
その結果、PFモジュールの活動タイミングのみが変化した片麻痺歩行において、短下肢装具を装着した場合の麻痺肢での蹴り出しと歩行速度を向上させる効果がありました。
本研究結果は、今後の短下肢装具を用いた治療方略の構築に寄与する可能性があります。
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