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学部・大学院

形成外科学

形成外科学講座では、臨床で担当する体表や顔面の修復や再建に応用するため、創傷治癒の研究と皮膚、脂肪、軟骨、骨、血管、神経などの再生の研究を行い、臨床に役立てることを目指しています。
近年、創傷治癒の機序が序々に明らかにされ、血小板や線維芽細胞、表皮細胞の働きが重要視されてきています。血小板のα顆粒が多くの増殖因子(サイトカイン)を内包することから、自己全血から血小板を濃縮した多血小板血漿(PRP)を調製し、活性化させることにより優れた創傷治癒効果を導く基礎的検討と臨床的検討を進めています。さらに、高圧酸素環境における創傷治癒促進効果やケロイド・肥厚性瘢痕の基礎的検討を進めています。
幹細胞研究として、ヒトの脂肪組織から体性幹細胞である脂肪組織由来幹細胞(ASCs)を取り出し、骨、軟骨、脂肪への分化を導くことを可能としています。骨形成タンパク(BMP)は、筋肉内など軟部組織内での骨誘導を可能とし、種々の条件での骨誘導、骨形成を検討し、ASCs、BMP共に臨床応用を目指しています。
その他、氷点下電場における組織保存、IL6やPRPによる育毛、頭蓋顎顔面の3次元模型の作製・シミュレーション、唇裂・口蓋裂の発生などについても積極的に研究を進めています。

現在の研究テーマ

連絡先

〒573-1010 枚方市新町二丁目5番1号
関西医科大学 形成外科学講座
電話 072-804-2763(ダイヤルイン)
FAX 072-804-2031
e-mail prs@hirakata.kmu.ac.jp

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