MENU

学部・大学院

ようこそクリティカルケア看護学領域へ!!

私たちは、クリティカルケア看護学領域の
「スペシャリティを追求し、
シームレスに拡がるクリティカルケア看護」を目指しています。

NEW!!

「第20回日本クリティカルケア看護学会学術集会」開催のご案内

  • 学術集会名:第20回 日本クリティカルケア看護学会学術集会
  • 集会長:宇都宮 明美 先生
  • 開催日時:2024年6月22日-23日
  • 開催場所:沖縄コンベンションセンター・ラグナガーデンホテル

皆様のご参加をお待ちしております!!
詳しくはこちら → https://www.okinawa-congre.co.jp/jaccn2024/

※ 随時情報をアップ致します。

受賞・助成採択歴

-2023年度-
  • 教授 宇都宮明美
    公益財団法人中冨健康科学振興財団 令和5年度講演会等開催助成金
  • 准教授 谷水名美
    第19回日本クリティカルケア看護学会学術集会 優秀演題賞
  • 博士後期課程 森島千都子
    一般社団法人日本クリティカルケア看護学会 令和5年度奨励論文賞
  • 博士前期課程2年 白上哲平
    公益財団法人木村看護教育振興財団 専門看護師奨学金助成事業

■領域概要

 クリティカルケア看護学は生命の危機的状況にある急性・重症患者や家族の看護を探求する学問です。実践の場は、
今や、救命救急・集中治療室にとどまらず、一般病棟・外来から地域・在宅にまで広がっています。

 学部の授業や実習では、外科療法、化学療法などの薬物療法、放射線療法、免疫療法、透析療法、リハビリテーションなどの様々な治療を受ける成人について理解を深め、看護支援の方法、ケア技術について学びを深めていきます。さらに、生命の危機状況にある患者さんや複数疾患を持って生活する患者さんへの個別性のある知識、技術、判断、態度についても臨地で学びます。

 看護学研究科博士前期課程(高度実践看護師コース)では、クリティカルケア看護に関連する概念や看護理論、治療に必要な知識や技術を学び、高機能シミュレーター等による演習では臨床判断を備えた実践力を培います。intensive care, emergency care, perioperative careにおける、経験豊富なCNS(急性・重症患者看護専門看護師)や他の専門職による高度な 知識、技術、判断、態度 を学びます。

 看護学研究科博士後期課程では、高い倫理観のもと自立して研究が遂行できる能力を高め、自身の研究課題をさらに深く探究し、看護援助方法の開発等を目指します。

■看護学部 授業風景

—成人治療看護論(看護学部3年生)—

周術期における臨床判断能力の育成を目指し、臨床判断モデルに基づいた授業を展開しています。各講義では、Concept Based Learning:CBLに沿って、急性期、周手術期、回復期、手術療法、化学療法、放射線療法、リハビリテーションの様々な治療を受ける成人への看護実践の原理と方法、看護援助方法について学びます。

成人治療看護論演習(看護学部3年生:1学期)

手術を受ける患者さんへの具体的な援助方法について学ぶために、高機能シミュレータや医療機器やデバイスを用いた演習を行っています。
 

成人老年治療看護論実習(看護学部3年生:2.3学期)

手術療法や救命・集中治療が必要になった急性期にある患者さんへの看護実践を学ぶために、関西医科大学関連病院での実習を行っています。外科病棟やGICU(統合集中治療室)、中央手術室が実習の場です。

■大学院博士前期課程(高度実践看護師コース)授業風景

  • 複雑かつ急激に変化する急性・重症患者への具体的な看護援助法について学びを深めるための演習や実習を行っています。
  • クリティカルケア看護学に関連する概念や理論などについて討議しながら、新しい知識の習得や思考力・発想力・感性を培っています。

クリティカルケア看護学領域のメンバー

クリティカルケア看護学領域のメンバーは、博士前期課程5名、博士後期課程1名、教員4名の計10名です。

「研究」について

  • 宇都宮明美
    科研費(基盤研究C)2020~2024年度
    「高齢開心術患者への多職種フレイル介入教育モデルの開発」
  • 谷水名美
    科研費(基盤研究C)2024~2028年度
    「臓器提供に関わる看護師の倫理的苦悩の実態と倫理教育プログラムの開発」
    科研費(若手研究)2019〜2023年度
    「肝移植レシピエントのWell-Beingを目指す継続的看護実践モデル開発」
  • 小林寛子
    科研費(若手研究)2020~2025年度
    「在宅療養移行を実現する悪性脳腫瘍患者の外泊看護支援プログラムの作成」
  • 宮川彩花
    科研費(基盤研究C)2024~2028年度
    「RRSを要請する看護師の急変認知力向上にむけた教育的介入の効果について」

宇都宮明美教授

 私は開心術を受ける患者への援助として、これまで早期離床や人工呼吸器早期離脱への援助、そして周術期の高齢例患者へのフレイル予防について、アドヒアランスの視点で研究を進めています。また、クリティカル領域におけるend of life care、看護師の臨床判断能力育成に向けた実装を行っています。
*詳細は、researchmapをご覧ください。

谷水名美准教授

 私は臓器移植看護に興味・関心をもち、継続して取り組んできています。生命の危機的状況を経て、手術を行った患者さんやそのご家族、臓器を提供された方にとって、よりよい看護支援の提供や地域で支えるシステム構築を目指しております。

*詳細は、researchmapをご覧ください。

小林寛子助教

 私は、SCU・脳神経外科での臨床経験から脳神経外科看護に関心を持ちました。現在は、脳卒中や悪性脳腫瘍によって様々な運動機能障害、高次脳機能障害を抱えた方々への個別性ある看護の提供に貢献できるよう研究を進めています。

*詳細は、researchmapをご覧ください。

宮川彩花助教

 私は、救命病棟・ICUでの臨床看護経験を経て、教員として本学に着任しました。今後は、集中治療や救命救急センターに入室し生命の危機的状況にある患者さんの早期回復への支援や、そのご家族へ必要な看護について探求を続け、臨床実践の現場と大学での教育・研究現場をつなげられるようにしていきたいと思っています。

*詳細は、researchmapをご覧ください。

—大学院生からクリティカルケア看護学領域を目指す方々へ-


クリティカルケア看護学領域では、2023年度までに
博士前期課程5名、博士後期課程2名の方々が修了しています。

 

【博士前期課程】

私は臨床経験の中で急性期におけるEnd-of-Lifeケアに関心があり、より深く学ぶために進学しました。大学院では、先生方やCNSの方々とのディスカッションを通して、自身の病態アセスメントの弱さを痛感しましたが、CNSとしての視点や思考の仕方を学ぶことができたと考えています。修了後の現在は、大学院での学びを臨床現場に還元できるよう日々実践に取り組んでおります。(2023年度高度実践看護師コース修了 大塚 正人)

私は10年間救急領域でスタッフナースとして勤務してきました。臨床経験の中で、日々の実践が正しいのか、より効果的な方法があるのではないかと考えるようになり、大学院への進学を考えました。現在は、これまでの実践内容と大学院で学んだ理論やモデルなどの知識を繋ぎ合わせ、思考を深めています。苦悩することも多いですが、新たな思考過程など発見も多く充実した毎日となっています。(博士前期課程2年 高度実践看護師コース 石川真衣)

私は8年間救命救急センターで勤務してきました。臨床では自身の力不足を痛感することも多く、自身の原点であるクリティカルケア看護について学びなおしたいと思いました。上司や家族からも背中を押してもらい、大学院への進学を決意しました。現在は高度実践看護師であるCNSになることを目指し、日々の学習や研究に取り組んでいます。(博士前期課程2年 高度実践看護師コース 白上哲平)

 

本年度より3名の新しい学生の方が入られました!!
治療看護分野クリティカルケア看護学領域博士前期課程(高度実践看護師コース)
  平林 美寿穂、岸 亜李果、茂原 広夏
治療看護分野クリティカルケア看護学領域博士後期課程
  宮岡 里衣

連絡先

■看護学部
〒573-1004 枚方市新町2-2-2
関西医科大学 看護学部
TEL 072-804-0101(代表)


■看護学研究科
〒573-1004 大阪府枚方市新町2-2-2
関西医科大学 大学院 看護学研究科
TEL 072-804-0205、072-804-0207(事務室直通)
E-mail nursing@hirakata.kmu.ac.jp (事務室代表)

ページの先頭へ