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研究情報を更新しました
池添教授の共著論文が国際学術誌「Archives of Gerontology and Geriatrics」に受理されました
Association of the 25-question Geriatric Locomotive Function Scale with all-cause mortality in older adults: The Nagahama study.
(地域在住高齢者におけるロコモティブシンドロームと総死亡との関連;ながはまコホート研究)
Arthritis Care & Research
Tabara Y, Ikezoe T, Setoh K, Kawaguchi T, Matsuda F.
研究の概要:
ロコモティブシンドロームとは、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態であり、進行すると介護が必要となるリスクが高くなるとされています。本研究では、ながはまコホート研究に参加した地域在住高齢者3,447名を対象とし、ロコモティブシンドローム(ロコモ)と総死亡との関連を調査しました。ロコモの評価にはロコモ25の質問票を使用し、平均フォローアップ期間は3,236日でした。結果、ロコモ25のスコアは全対象者の総死亡とは関連がみられなかったものの、70 歳以上の高齢者においては総死亡と関連がみられました。また、両者の関連は四肢骨格筋指数(SMI)が低い群で顕著でした。本研究の結果より、骨格筋量の評価に加えて、ロコモ25の質問票を用いてロコモを評価することは、リスクのある高齢者を特定するのに有用であることが示唆されました。
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