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学部・大学院

学部長挨拶

地域医療から先端医療まで幅広く習得し、社会に貢献できるオールラウンドな医師を育成します

 本学医学部の歴史は、1928年に創設された大阪女子高等医学専門学校に遡ります。1954年の男女共学化とともに関西医科大学に改称し、97年の歴史を刻んでいます。この間、建学の精神である「慈仁心鏡」、すなわち患者さんへの思いやりと優しさを持った医療人を数多く育成してきました。卒業生数は約9,000人に及び、様々な分野で活躍しています。
 
 英国の教育専門誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」の発表している世界大学ランキング2025によれば、本学は関西圏の私立大学で1位タイにランクインしました。これは入学から卒業、さらに卒後臨床研修を通して、医師に求められる知識・技術・人間性を徹底的に指導する本学の教育体制に対する高い評価と考えています。本学の教育の特徴の一つに徹底した少人数教育があげられます。具体的には、教育センターを設置し、複数の専任教員が学習到達度をきめ細かく評価しています。さらにメンター制度を取り入れ、勉学の進め方や大学生活の悩みについて、人生経験や社会経験の豊富な先輩医師や基礎系教員が親身に相談に乗っています。また教育環境面ではICT化を推進し、オンライン学習を活用した対面授業を充実させています。臨床実習に関しては、附属病院のみならず、学外の多くの連携医療機関で多様な患者さんと接触する実習機会を用意し、入学直後の1学年から6学年まで、継続して実践的医療スキルを習得できるカリキュラムを組んでいます。そのほか希望者は6学年時に約1ヶ月間、海外の協定校に留学して国際的視野を身につけられます。また最先端のがん治療や再生医療などを学ぶ機会も豊富に用意しています。 
 
 本学は、豊かな感性と教養を持ち、医学・医療の進歩に努め、国際社会や地域社会に貢献できる医師をめざす学生を待っています。

医学部長(副学長兼任)
金子 一成

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