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研究情報を更新しました

山縣助教の論文が国際学術誌「Neuroscience Letters」にAcceptされました。

Subthreshold electrical stimulation with pink noise enhances feedback control as evaluated by scaling exponent of postural sway.
(ピンクノイズ様の微弱電気ノイズ刺激が立位中のフィードバック制御を改善させる)


Neuroscience Letters. 2023 Feb 2;799:137102.
Yamagata M, Kobayashi T, Maekaku K, Tanoue R, Shimizu K, Kimura T.

研究の概要
立位中は体性感覚のフィードバック機構が重要な役割を果たします。本研究は、健常若年者が立っている時にピンクノイズやホワイトノイズなど異なる周波数特性を有する微弱電気ノイズ刺激を与え、フィードバック機構にどのような影響を与えるかを調査しました。その結果、ピンクノイズ様の微弱電気ノイズ刺激が最も立位中のフィードバック制御を改善させることが明らかになりました。さらに、立位中の姿勢動揺が元々大きい対象者ほど、電気ノイズ刺激による姿勢動揺の減少率が大きいこともわかりました。これらの結果から、ピンクノイズ様の微弱電気ノイズ刺激は、元々姿勢動揺の大きい高齢者や患者さんにも効果的である可能性が示唆されました。

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