MENU

学部・大学院

公衆衛生学・国際保健学

当講座が現在取り組んでいる研究テーマは、基礎医学から臨床まで他方面に渡っているが、予防医学に重点をおいた研究が主である。異なった研究分野の教員が様々な領域の研究を並行して行うことにより、広範囲にわたる公衆衛生学の教育分野に対応できるよう日々下記の内容に主に対応できる研究を行っています。具体的な研究分野は、感染症の疫学と予防、熱帯病とくに熱帯感染症の診断と予防、国際保健医療としての開発途上国における健康被害や健康管理について、ラオス人民民主共和国やマラウィ共和国において健康実態調査を行い様々な感染症に対する介入調査に取り組んでいます。
また、海外渡航者の健康管理、とくに滝井病院海外渡航外来でのワクチン接種や熱帯病の診断・治療を臨床の分野として取り組んでいます。
分野が多岐にわたりますが、高齢者の生活の質(QOL)を高め、健康の維持増進に関わる身体的機能の究明として身体機能低下を予防する運動療法や理学療法的な面から介護予防と介護の労働の軽減について取り組んでいます。

教育目標

公衆衛生学の広範囲な分野から感染予防医学、熱帯医学、国際保健学、高齢者介護について、人びとの健康被害や健康予防、健康管理を理解し、フィールド調査や実験を通して現状を把握し、研究に必要なデータの収集および分析を行い、自主的に実験計画を立案できる研究者の育成を目指す。

到達目標

  1. 人の健康の構造や機能を理解できる。
  2. 法的な制度の概念を理解する。
  3. 熱帯病の診断とともに病原微生物の同定の基本的な手技を修得する。
  4. 海外渡航者の健康管理に関する予防接種等の基本的な手技を修得する。
  5. 高齢者介護における介護者・要介護の健康調査を行い評価分析する。
  6. 研究課題設定し、必要な理論や過去に明らかになった事柄を理解する。
  7. 実験データを元に統計的解析を行うことができる。
  8. 研究内容を適切にプレゼンテーションできる。

主な研究課題

  1. 国際感染症・海外渡航者病の実態調査
  2. 熱帯医学および寄生虫病学に関する調査研究
  3. 高齢者介護・介護予防についての調査研究

現在の研究テーマ

連絡先

〒573-1010 枚方市新町二丁目5番1号
関西医科大学 衛生・公衆衛生学講座
電話 072-804-2400,072-804-2402(ダイヤルイン)
FAX 072-804-2409

関連

医学部 衛生・公衆衛生学講座
大学院 医学専攻 公衆衛生学・国際保健学
          分子細胞生物学
          疫学・予防医学

ページの先頭へ