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研究情報を更新しました

池添教授の共著論文が国際学術誌「Journal of Aging and Physical Activity」に受理されました

Effects of Walking-only Intervention on Physical Function, Fall-related Outcome, and Health-Related Quality of Life in Community-dwelling Older Adults: A Systematic Review and Meta-Analysis 
(ウォーキング単独介入が地域在住高齢者の身体機能、転倒関連アウトカムおよびQOLに及ぼす効果 ~システマティックレビュー&メタアナリシス~)


Journal of Aging and Physical Activity

Misu S, Ishigaki T, Miyashita T, Matsumoto D, Ikezoe T, Makizako H, et al


研究の概要:

ウォーキングは特別な機器や設備を必要とせず、手軽に行えることから、地域在住高齢者がもっとも実施している運動です。理学療法ガイドライン第2版の『地域理学療法ガイドライン』において、ウォーキングを含む運動トレーニングは歩行能力や持久力、身体活動量、日常生活動作能力およびQOL(生活の質)の改善に有効であることから、高齢者に対してウォーキングを実施することを推奨しています。本論文はこの『地域理学療法ガイドライン』のサブグループ解析をした報告であり、ウォーキング単独の効果を調べるために、システマティックレビューおよびメタアナリシスを行いました。その結果、ウォーキング単独介入であっても、高齢者の歩行持久力やQOL向上に有効であることが明らかになりました。ウォーキングは自身で場所や時間、運動量を自由に設定できることから継続しやすく、高齢者の運動習慣をつけるためにも推奨されます。

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