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学部・大学院

研究情報を更新しました

福元准教授の共著論文が国際学術誌「Asian Journal of Social Psychology」に受理されました

Can Online Interactions Reduce Loneliness in Young Adults Druing University Closures in Japan? The Directed Acyclic Graphs (DAGS) Approach.
オンライン交流は日本大学生の孤独感を減少させるか?DAGsアプローチ


Asian Journal of Social Psychology

Kambara, K, Fukumoto Y, et al.


研究の概要​:
COVID-19に伴う大学閉鎖は大学生の孤立を増やし孤独感を増加させました。その孤独感に対する対処としてオンラインでの対人交流を増やすことが行われましたが、オンライン交流が大学閉鎖の環境下で孤独感を減少させるかどうかは不明でした。ベイジアンネットワークに基づくDAGsの推定を行うことで、仮説的ではあるが因果関係の推論を行うことができます。本研究では、大学閉鎖時の大規模調査のデータを用いてオンラインでの対人交流や心理社会的な変数が孤独感に及ぼす影響についてDAGsを推定しました。その結果、大学閉鎖環境下ではオンラインでの対人交流は孤独感に影響しないことが示されました。本研究は、大学閉鎖という環境下であっても、対面交流をいかに担保するかという点が孤独感にの減少に必要であることを示唆しています。

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