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学部・大学院

地域・高齢者(がん、認知症、介護予防、障害福祉)

領域概要

作業療法士は医療、介護、福祉等幅広い領域での活躍が期待されています。本学の教員はがんや認知症当事者への生活支援、就労支援機関と連携した就労支援、介護予防事業や障害者通所事業など、様々な障害特性に応じて専門的技術を用いた援助の研究、実践を継続しています。

【住民ボランティア養成講座】
誰もが住み慣れた地域で生きがいを持って暮らせる街づくり・地域住民の健康増進に貢献しています。


【高次脳機能障がい者家族会】
社会福祉協議会と共催し、見えない障害といわれる高次脳機能障害当事者家族会を開催しています。作業療法士が症状を医学的に紐解き、具体的な困りごとの対処法を家族同士で見つけ出します。


【こころとからだの健康チェック(於関西医科大学)】
近隣にお住いの高齢者を対象に、定期的な認知・心理社会機能の評価を実施しています。


教員の研究テーマ

教授  種村 留美:高次脳機能障がい・認知症の在宅支援
教授  吉村 匡史:認知症診療、緩和医療における多職種連携
教授  福井 信佳:一般就労における障がい者の職場定着
准教授 三木 恵美:地域包括ケアにおけるOTの役割、がんリハビリテーション
助教  宮原 智子:高次脳機能障害者の障害認識、家族支援、就労支援

主な業績抜粋

・相良二朗、種村留美、長尾徹、野田和惠、大森清博、福井克也、認知機能が低下した独居高齢者の自立生活を支える促し装置の開発、大阪ガスグループ福祉財団調査研究報告集Vol.36,pp1-9,2023
・Murata S, Ono R, Yasuda H, Tanemura R, Kido Y, and Kowa H, Effect of a Combined Exercise and Cognitive Activity Intervention on Cognitive Function in Community-dwelling Older Adults: A Pilot Randomized Controlled Trial, PHYSICAL THERAPY RESEARCH、2021,3
吉村匡史, 西田圭一郎, 嶽北佳輝, 木下利彦. 認知症と類縁疾患-最新の研究動向-類縁疾患と鑑別診断 血管性認知症. 日本臨牀. 2016; 74(3): 489-494.
福井信佳, 高畑進一, 田川精二, 保坂幸司, 中山広宣, 西川智子, 橋本卓也. 精神障がい者の早期離職に影響を及ぼす要因に関する研究. 総合リハビリテーション. 2013; 41(5): 461-469.
三木恵美, 内田友美, 高橋真, 楢山亮, 淵上智加. 府中町お元気サポーター養成講座 実践報告(前篇). 地域リハビリテーション. 2020; 15(4): 260-265.
Miki E, Kataoka T, Okamura H. Feasibility and efficacy of speed-feedback therapy with a bicycle ergometer on cognitive function in elderly cancer patients in Japan(高齢がん患者の認知機能に対するスピードフィードバック療法の実施可能性と有効性). Psycho-oncology. 2014; 23(8): 906-913.
宮原智子. 地域生活における当事者・家族のニーズと専門職としての関わり. 高次脳機能研究. 2019; 39(2): 30-35.

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