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研究情報を更新しました
福島助教の論文が国際学術誌「General Thoracic and Cardiovascular Surgery」に受理されました
Preoperative physical activity is associated with prognosis in patients with esophageal cancer undergoing thoracoscopic–laparoscopic esophagectomy after neoadjuvant chemotherapy
食道切除術前の身体活動量は生命予後と関連する
General Thoracic and Cardiovascular Surgery
Fukushima T, Watanabe N, Okita Y, Yokota S, Kurita D, Ishiyama K, Oguma J, Kawai A, Daiko H.
研究の概要
本研究では、食道がん患者に対する術前補助化学療法前の1回の運動指導が身体機能改善に寄与するか、さらには指導後の身体活動量が生命予後と関連するか明らかにすることを目的としました。術前補助化学療法と食道切除術を施行する234名を対象として、1回の運動指導の効果を検討したところ、化学療法前後で5回椅子起立テスト(下肢筋力)は有意に改善しました。そして、指導後の身体活動量は生命予後と有意に関連することが明らかとなりました。今後は、術前補助化学療法中に身体機能や身体活動量低下を来す症例に対して、新たな治療戦略の開発が必要と考えられました。
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