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研究情報を更新しました
福元准教授の論文が国際学術誌「Clinical Intervention and Aging」に受理されました
Association of regional muscle thickness and echo intensity with muscle volume, intramuscular adipose tissue, and strength of the quadriceps femoris
(大腿四頭筋における長軸上の超音波撮像部位の違いが筋厚、筋輝度と筋体積、筋内脂肪および筋力との関係に及ぼす影響)
Clinical Intervention and Aging
Fukumoto Y, Taniguchi M, Hirono T, Yagi M, Yamagata M, Nakai R, Yamada Y, Kimura M, Ichihashi N
研究の概要:
超音波画像装置は、筋量指標である筋厚や筋質指標である筋輝度を簡便に評価可能であり、一般には最大膨隆部で撮像が行われます。大腿四頭筋は頻繁に評価される筋ですが、撮像のための最大膨隆部の露出が難しいという欠点がありました。そこで、135名を対象に、大腿四頭筋の近位部・中央部・遠位部の3か所で撮像した超音波画像から筋厚と筋輝度を計測し、MRIによる大腿四頭筋4筋の筋体積、筋内脂肪割合、および筋力との相関が超音波撮像部位によって異なるかを検討しました。その結果、大腿直筋と中間広筋を合計した筋厚と、大腿四頭筋の筋量および筋力との相関には、撮像部位による違いはなく、同様に大腿直筋の筋輝度と、大腿四頭筋の筋内脂肪割合および筋力との相関にも、撮像部位による違いはありませんでした。大腿遠位部は露出しやすく超音波撮像を行いやすいことから、大腿四頭筋の筋量、筋質や筋力の迅速な評価に有用であることが示唆されました。
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