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学部・大学院

研究情報を更新しました

梅原助教の共著論文が国際学術誌「Journal of Sport Rehabilitation」に受理されました

Effective stretching positions of the piriformis muscle evaluated using shear wave elastography
(梨状筋のストレッチング方法-剪断波エラストグラフィを用いた研究-)


Journal of Sport Rehabilitation

Itsuda H, Yagi M, Yanase K, Umehara J, Mukai H, Ichihashi N


研究の概要:

梨状筋症候群では、梨状筋の筋緊張増加や短縮が見られることが多く、治療には静的ストレッチングが用いられます。しかし、梨状筋への効果的なストレッチング方法は生体において明らかにはなっていません。
そこで、本研究では、健常若年男性21名を対象に、超音波診断装置せん断波エラストグラフィ機能 (SWE)を用いて梨状筋の効果的なストレッチング肢位を検討することとしました。
その結果、梨状筋は股関節外旋位で内旋よりも伸張され、更に股関節屈曲110º内転40ºに最大外旋を加えた肢位が梨状筋の最適なストレッチング肢位であることが明らかになりました。本研究結果は、梨状筋の筋緊張増加や短縮を有する患者への治療介入に役立つと考えられます。

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