臨床検査医学
教育目標
研究活動を介して、検体検査および生理機能検査におけるフローを理解し、検体品質管理、測定法の原理、検査結果を適正に判断する能力の向上を図る。研究倫理を学び、研究に必要な知識を習得、データの収集および解析をおこない、主体的に実験を計画・実行することが出来る能力を獲得する。新しい検査法の開発だけでなく、研究で習得した知識、技術、理論的思考力を当該分野にフィードバックし、後進の育成をおこなうことが出来る人材育成を目指す。
到達目標
1.倫理的配慮および研究活動指針の理解と順守
2.研究環境の仕組み、研究助成金の獲得法、その使用規則の理解
3.研究計画立案能力および論文読解力を含んだ情報収集能力の習得
4.研究知識・手技・実行・解析能力の獲得
5.研究環境の構築と関係者と協調し研究を遂行する能力の獲得
6.論文作成能力の習得
7.後進を指導する能力の向上
主な研究課題
1.超音波を用いた検品装置の開発
2.検体検査室における動線管理システムの構築
3.免疫・生化学検査の精度管理
4.アレルギー性気道炎症におけるバイオマーカーの開発
5.好酸球の機能的役割の検討
6.好酸球性気道炎症に対する診断装置の開発
7.動物実験における嗅覚機能評価法および呼吸機能測定装置の開発
研究業績