がん生物学
教育目標
分子生物学、細胞生物学、実験病理学、基礎的なバイオインフォマティクスの研究手法を習得し、がんという複雑系を分子から個体レベルまで研究することが出来る人材の育成を目指す。
到達目標
- DNA、RNA、タンパク質を用いた分子生物学的手技を習得する。
- ヒトやマウスの培養細胞を用いた細胞生物学的手技を習得する。
- 遺伝子改変マウスを用いた発がん、腫瘍増殖、転移の解析手法を習得する。
- がんの遺伝子発現や変異などのパブリックデータを用いた情報解析技術を習得する。
- 研究を立案し、主体的に研究を行い、研究結果の妥当性を論理的に説明し、研究成果や論文を学会で発表できる技能を習得する。
主な研究課題
- がん微小環境および炎症制御に関わる分子機構の解明
- がんの薬剤耐性機構の解明
- がん—間質相互作用によるがん進展・転移機構の解明
- 新規がん微小環境制御分子を標的とした創薬研究
研究業績