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研究情報を更新しました
林助教と吉村教授の論文が学術誌「作業療法の実践と科学」に受理されました
精神科の初回入院患者を対象とした希死念慮に関連する因子の探索的検討:精神科電
子カルテ分析ソリューションを用いて
作業療法の実践と科学
林良太, 江藤真一, 田渕麻起子, 平井篤, 川口ひとみ, 田邉葵, 吉村匡史
研究の概要:
本研究は、精神科電子カルテ分析ソリューションを用いて精神科入院患者の希死念慮に関連する因子を検討することを目的としました。
精神科病院に初回入院した患者22,681名を対象として、希死念慮(死にたい気持ち)あり群となし群に分けて、重要度の高い因子を後方視的に検討しました。
その結果、暴力・暴言、不眠や食欲不振、退院の意欲、対人関係の問題の因子が希死念慮に関連する重要度の高い因子でした。希死念慮のある患者は、他者に対する暴言や暴力でその怒りを表出していることや対人関係の問題があることが考えられました。また、不眠や食欲不振など生活に関連している因子の重要度が高く、臨床的に有用な結果が示されました。
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