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林助教の共著論文が国際学術誌「Imaging Neuroscience」に採択されました

林助教の共著論文が国際学術誌「Imaging Neuroscience」に採択されました

 論文タイトル:Decision processes underlying effort avoidance and their relationship with metacognition

 掲載雑誌名:Imaging Neuroscience

著者名:Kazuki Yoshida, Ryuji Saito, Ryota Hayashi, Seiichi Watanabe, Hiroki Okada

研究の概要:

努力ベースの意思決定は、期待される報酬とそれを獲得するために必要な努力を評価することを求める費用便益(コスト・ベネフィット)計算に依存しています。しかし、報酬や努力の神経処理の時間動態や、この処理におけるメタ認知(自身の行動や認知を客観的に評価、制御するシステム)の影響は不明です。

本研究では36名の健常者に対し、メタ認知測定課題と努力ベースの意思決定課題を行っている間の脳波を記録し、これらの時間動態を調査しました。脳波解析により、努力回避の意思決定の神経表現は刺激提示後260msから生じ、応答まで安定して維持されました。また脳は努力情報よりも報酬情報を先に処理することがわかりました。行動面では、より高いメタ認知能力はより優れた努力ベース意思決定課題成績と目先の報酬に対する感受性の低下と関連していました。

これらの結果は、ヒトが報酬情報、努力情報の順で評価し、その後に努力を回避すべきかの意思決定をするという順次的な意思決定プロセスの存在を示し、努力ベースの意思決定におけるメタ認知の重要な役割を示唆しています。

 

 

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