4年次生の多数傷病者のトリアージシミュレーションを実施しました。
2025年11月10日に、4年次科目「災害看護論」において、地震で多数傷病者の発生を想定したトリアージのシミュレーションを実施しました。
「トリアージ」とは、災害時など多数の傷病者が同時に発生した際に、緊急度や重症度に応じて治療や搬送の優先順位を決めることです。シミュレーションでは、サイレンや避難指示のアラームが鳴る中、骨折、切り傷などの傷を再現した複数の傷病者に赤・黄・緑・黒のトリアージタグをつけていく体験をしました。
シミュレーションには、関西医科大学附属病院の看護師で日本DMAT隊員5名と合同で行い、緊迫した現場での迅速なトリアージの方法や、コツ、傷病者や家族の心理的支援を含めた配慮など、具体的なアドバイスを頂くことができました。災害拠点病院でもある附属病院を有する本学ならではの連携で、半年後には看護職として現場で働く学生にとって、貴重な経験となりました。


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