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学部・大学院

研究情報を更新しました

種村学科長の共著論文が国際学術誌「Journal of allied health sciences」に掲載されました

 Effectiveness of a Short-Term Intensive Group Program for Improving Self-Awareness in Patients with Acquired Brain Injury

Journal of allied health sciences
Nobuyuki Honda, Rumi Tanemura, Kazue Noda

研究の概要
後天性脳損傷患者(
ABI)は、アウェアネスに関する重大な課題に直面することが多い。アウェアネス障害は、ABI後の最も深刻な認知障害の一つであり、社会復帰や長期的な転帰に影響を及ぼす。アウェアネスの向上は、障害を認識し、代償戦略を立て、より効果的にリハビリテーションに参加できるようになるため、回復が不可欠である。方法は、シングルシステムABAデザインを用いて、ABI患者20名が13週間のセッションのグループセラピーを行った。介入内容は、心理教育、自己モニタリング、構造化フィードバックである。アウェアネス評価は、自己制御スキル面接(SRSI-J)日本語版で評価された。反復測定分散分析およびボンフェローニ補正比較が行われ、効果サイズ(η2)が算出された。結果、18名の参加者が介入前後でEAAASUSEに有意な改善が認められ、フォローアップ時も維持された(p0.05)。 【結論】 本研究は、短期GTが自己認識の重要な側面を効果的に改善できることを示している。その構造化されながらも時間効率の高い形式は、外来および地域社会でのリハビリテーションプログラムに実用的な利点をもたらす可能性がある。これらの知見は、ABI患者のメタ認知機能を高めるための短期グループ介入の潜在的な有用性を示唆している。

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