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研究情報を更新しました

野村教授の論文が国際学術誌「Diabetology International」に採択されました

Teleguidance by physiotherapists maintains the quality of life in older patients with diabetic polyneuropathy: subanalysis of the TelePhysioT2D trial 
(理学療法士による遠隔支援は、糖尿病性多発神経障害を有する高齢患者の生活の質を維持する:TelePhysioT2D試験のサブ解析) 

Diabetology International 

Takuo Nomura, Hiroaki Kataoka, Hiroyuki Oka, Yukio Ikeda

研究の概要: 

糖尿病性多発神経障害(DPN)は、高齢の2型糖尿病をもつ患者において、生活の質や身体機能の低下に関与することが知られています。本研究は、TelePhysioT2D trialの既存データを用いたサブ解析として、DPNを有する高齢患者を対象に、理学療法士による遠隔での運動療法支援が生活の質や身体機能、治療満足度に及ぼす影響を検討しました。 

対象はDPNを有する2型糖尿病をもつ高齢患者37名で、理学療法士による遠隔支援群(TelePhysio群)18名と対照群19名を比較しました。両群とも同一の中等度強度の運動療法を実施し、TelePhysio群では半年間にわたり電話を用いた週1回(30/回)の遠隔支援を行いました。その結果、TelePhysio群では健康関連QOLEQ-5D)および膝伸展筋力が維持され、治療満足度の向上が認められました。一方、対照群ではEQ-5Dと膝伸展筋力の低下がみられ、治療満足度に大きな変化は認められませんでした。 

これらの結果から、理学療法士による継続的な遠隔支援は、DPNを有する高齢患者において生活の質と身体機能の維持、さらに治療満足度の向上に寄与する可能性が示されました。遠隔環境下でも理学療法士が継続的に関与することの臨床的意義を示す知見として期待されます。 

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