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センター長挨拶

臨床研究支援センター長 倉田宝保

  令和7年4月1日付で臨床研究支援センターのセンター長を拝命しました倉田と申します。本センターは平成274月に関西医科大学で行われる臨床研究の実施支援のみならず臨床研究を実施する医師の教育のために設立され、丸10年がたちました。その間、研究者の捏造や研究費の不正利用などの研究不正が社会問題となり、そのため臨床研究法という法律が2018年から実施されました。このように臨床研究を取り巻く環境は刻々と変化しており、よりよい臨床研究の実施のためには研究者だけでなく病院、大学を挙げての協力体制が以前より増して重要となっております。

本センターは研究者のアイデア、臨床的疑問の解決をしたいと思う研究者の臨床研究の立案、研究計画書の作成、臨床研究の適正な実施のバックアップを行うことで関西医科大学のみならず我が国の臨床研究力アップに貢献したいと考えております。

臨床研究とは人を対象として実施されるすべての研究のことを指します。本センターは薬事承認を目指した治験以外の前向き/後ろ向き観察研究、そして特定臨床研究を含む介入研究を対象としております。以前は基礎研究に重きを置かれていた我が国の研究事情でしたが、近年は急速に臨床研究の重要性が謳われるようになり、臨床研究力の向上こそが大学の研究力と言っても過言ではない時代になっています。関西医科大学の臨床研究力向上のためにも丸10年の節目を迎えた本センターのさらなる発展に少しでも寄与していきたいと思っております。

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