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本学の強み・特色 および 主な取り組み
■光免疫療法
本学は第5のがん治療として期待される光免疫療法に関して、国内唯一の研究機関として光免疫医学研究所を設置しております。日本における光免疫療法の拠点となる研究所を目指して、新規薬剤開発等の基礎研究を実施するとともに、関係機関との連携・協力により、本治療の有用性や課題を明らかにしつつ、治療法の最適化や適用範囲の拡大に向けて取り組んでおります。また、光免疫医学における学術コミュニティの立ち上げ・ネットワーク拡大も進めております。
■感覚創薬研究
本学では革新的技術として、世界初となる潜在的生命保護作用を誘引する化合物(恐怖臭)を独自に開発しました。この「感覚創薬」技術は、多様な病態モデルでの治療効果を確認しております。さらに、がん、がん性疼痛などの難治性疼痛、精神疾患などの重要な疾患に対する適用可能性も明らかになっており、さらなる発展が期待されている感覚創薬技術の実用化に向けた研究を進めております。
- 感覚創薬研究の活動状況(準備中)
■がん個別化医療
がんの発症要因や治療効果には個人差が大きく、予防から治療、予後に至るまで一貫した個別対応が求められています。がん個別化治療の促進に重要なゲノム医療に関して、日本人の全ゲノム情報や医療ビックデータをベースに最適な医療を選択可能にする高精度解析システムを開発中であり、社会実装に向けて学内外の様々な機関と協力し研究を進めております。
■国際がん新薬開発センター
我が国のがん新薬開発において早急に解決すべき課題としてドラッグロス、ドラッグラグが指摘されています。その原因として早期の臨床試験(第I相試験、ファーストインマン試験)が我が国で行われなくなってきたことが原因の一つとして挙げられています。それを克服するため、本学では米国専門機関(Next Oncology)と協働し、ジョイントベンチャー(JV)を設立、大学病院では国内初のがん新薬開発に特化した「国際がん新薬開発センター」を附属病院に設置いたしました。これまで関東にしか存在しなかったがん新薬早期開発センターを関西に設立することができ、高度医療人材育成に必要な治験実施インフラ体制の教化・拡張を実装化してまいります。
■医学教育・診療参加型臨床実習
高度医療人材の育成には、診療参加型臨床実習の充実等により、幅広い医行為を経験させる必要があります。
抜本的な取り組みとして、学生・教員の意識改革、診療科ごとのより綿密な実習計画の策定、学生の自己管理推進、教育支援者・職員の増員などによる更なる充実を図り、学生の医行為に対する経験値及び質の向上を目指します。
抜本的な取り組みとして、学生・教員の意識改革、診療科ごとのより綿密な実習計画の策定、学生の自己管理推進、教育支援者・職員の増員などによる更なる充実を図り、学生の医行為に対する経験値及び質の向上を目指します。
■欧州拠点形成・国際展開
高度医療人育成(留学)制度の拡充、トリノ工科大学やヴェネツィア大学をはじめ欧州・アジアの様々な大学・関係機関とのネットワーク拡大により国際共同研究及び人材交流を活発化させ、がん領域の特色ある研究拠点として、国内外の関連研究者が集まり、共同研究、施設・設備・データの共用、成果の集約・共有し、国際雑誌や国際会議への発表を進めるコミュニティ形成をリードしていきます。
- 医工学センターの活動状況(準備中)
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