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部門概要(腫瘍病理学部門)

腫瘍病理学部門



腫瘍病理学部門では、悪性腫瘍組織の病理学的・分子生物学的解析を基盤とするがん医療研究の展開を目指しています。病理専門医・分子病理専門医である責任研究者を中心に病理専門技術を有する優秀な技術員スタッフを揃え、研究所が推進する光免疫療法における腫瘍組織の病理組織学的分析をはじめ、当部門独自のがん標的医療研究である新規創薬モダリティとしてのペプチド医薬の開発や新たながん標的分子の発見に基づく抗体医薬の創生を目指した活動をあわせ、総合的に実践しています。このような多角的な最新の腫瘍医学研究活動を通じて、成果の社会への還元・実装を目指し、がん患者さんの医療への貢献を成していきたいと考えて日々努力しています。 当部門において現在遂行中の具体的な研究テーマとして、

  1. 光免疫治療による腫瘍組織の特徴的な変化の解析研究
    (IR700の作用による細胞生理学的現象・機序の解明に向けた組織学的アプローチ)
  2. 腫瘍ホーミングペプチドの開発とPeptide-Drug Conjugate (PDC)の開発研究 (膵がん標的化・スキルス胃がん標的化・肉腫標的化・グリオーマ標的化ペプチドの応用)
  3. 新規難治がん標的マーカー分子(膵がん・胃がん等)の探索とその創薬応用研究
    (新規がん細胞膜表面分子に対する抗体の作成と応用)
  4. lncRNAのがんにおける新規機能の研究(大腸がん等)
 
※詳しくは、当部門オリジナルホームページ(現在作成中)をご覧ください。 私たちの研究は本学研究者に加えて、多彩なアカデミアの専門家の方々との共同研究ネットワークに基づく協力により推進されています。
(共同研究機関:2023年9月現在)
    • 岡山大学医学部細胞生物学
    • 大阪公立大学工学部創薬生命工学研究室
    • 大阪公立大学工学部応用化学分野
    • 弘前大学医学部病理診断学講座
    • 新潟大学医学部バイオインフォマティクス講座・糖鎖工学研究所・細胞工学研究所
    • Eisai Inc. (エーザイアメリカ; EPAT, Exton, PA)

     

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