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2025年02月07日
令和5年度「学生からの教育評価」関西医科大学教育奨励賞表彰者紹介
本学では、教員の教育活動を奨励しその資質の向上を図ることを目的として、学生による教育評価アンケートを実施しています。
令和5年度講義についての医学部学生への教育評価アンケート回答集計結果に基づき、高い評価を得た教員に対して「関西医科大学教育奨励賞」が授与されました。
今回、個人(医学部教員部門)で表彰を受けた教員を紹介し、コメントを掲載いたします。
令和5年度講義についての医学部学生への教育評価アンケート回答集計結果に基づき、高い評価を得た教員に対して「関西医科大学教育奨励賞」が授与されました。
今回、個人(医学部教員部門)で表彰を受けた教員を紹介し、コメントを掲載いたします。
1学年1位 健康科学センター 黒瀨 聖司 講師
■担当科目:
健康科学 A1:⽣活習慣病の予防や治療、健康増進と⾝体活動、運動処⽅、科学的トレーニング、スポーツ医学(⼼肺蘇⽣法含む)などを取り上げる。
運動生理実践セミナー:運動を行うことで⾝体に起こる変化を体験および数値化し、その変化を科学的に考察する。
【コメント】
この度は、令和5年度関西医科大学教育奨励賞を賜り、大変光栄に存じます。私が主に担当しているのは健康科学A1、運動生理実践セミナーであり、「自分自身を知り、健康づくりに役立つ」をテーマに、健康への新たな「気づき」を促すことを重視しました。具体的には運動関連遺伝子の評価、体力測定、尿からの塩分やタンパク質摂取量の推定演習などを通じて自分の身体を評価し、自らの健康行動を最適化できるように授業を展開しました。講義中はKMULASを活用してアンケートを行い、その結果をもとにフィードバックしたり、スポーツ実習では様々な種目を体験してもらったり、仲間との交流の促進や身体を動かす爽快感が実感できるようにしたりと工夫しました。今後も学生の声を聞きながら、教育の質や効果を高められるように取り組みたいと思います。健康科学センターの木村穣理事長特命教授をはじめ、多くの非常勤講師の先生方の御指導の下で教育を行っており、この場を借りて深くお礼申し上げます。
健康科学 A1:⽣活習慣病の予防や治療、健康増進と⾝体活動、運動処⽅、科学的トレーニング、スポーツ医学(⼼肺蘇⽣法含む)などを取り上げる。
運動生理実践セミナー:運動を行うことで⾝体に起こる変化を体験および数値化し、その変化を科学的に考察する。
【コメント】
この度は、令和5年度関西医科大学教育奨励賞を賜り、大変光栄に存じます。私が主に担当しているのは健康科学A1、運動生理実践セミナーであり、「自分自身を知り、健康づくりに役立つ」をテーマに、健康への新たな「気づき」を促すことを重視しました。具体的には運動関連遺伝子の評価、体力測定、尿からの塩分やタンパク質摂取量の推定演習などを通じて自分の身体を評価し、自らの健康行動を最適化できるように授業を展開しました。講義中はKMULASを活用してアンケートを行い、その結果をもとにフィードバックしたり、スポーツ実習では様々な種目を体験してもらったり、仲間との交流の促進や身体を動かす爽快感が実感できるようにしたりと工夫しました。今後も学生の声を聞きながら、教育の質や効果を高められるように取り組みたいと思います。健康科学センターの木村穣理事長特命教授をはじめ、多くの非常勤講師の先生方の御指導の下で教育を行っており、この場を借りて深くお礼申し上げます。
2学年1位 解剖学講座 小池 太郎 講師
■担当科目:
生体の構造と機能 P2b(1)・P2b(2):肉眼解剖学講義や骨学実習、神経解剖学講義を通し、骨の構造や神経系、人体の深層への理解を深める。解剖実習の過程においては、学生ひとりひとりのこれまでの経験・体験とも照らし合わせながらご遺体に対し常に深い感謝と畏敬の念をもって接することができるよう、医師としての職責を自覚し倫理観、使命感、責任感を涵養する。
【コメント】
このたび、関西医科大学教育奨励賞を受賞するという大変光栄な機会をいただきました。解剖学は体の構造を解き明かす学問であるため、実物を見て学ぶことで理解が深まると考え、講義や実習に取り組んでまいりました。また、実習期間が長期にわたることから、学生の皆さんが楽しく学べるように心がけてきました。この受賞を励みに、学生の皆さんに構造を解き明かす面白さを感じてもらえるよう、講義や実習をさらに充実させていきたいと思います。
生体の構造と機能 P2b(1)・P2b(2):肉眼解剖学講義や骨学実習、神経解剖学講義を通し、骨の構造や神経系、人体の深層への理解を深める。解剖実習の過程においては、学生ひとりひとりのこれまでの経験・体験とも照らし合わせながらご遺体に対し常に深い感謝と畏敬の念をもって接することができるよう、医師としての職責を自覚し倫理観、使命感、責任感を涵養する。
【コメント】
このたび、関西医科大学教育奨励賞を受賞するという大変光栄な機会をいただきました。解剖学は体の構造を解き明かす学問であるため、実物を見て学ぶことで理解が深まると考え、講義や実習に取り組んでまいりました。また、実習期間が長期にわたることから、学生の皆さんが楽しく学べるように心がけてきました。この受賞を励みに、学生の皆さんに構造を解き明かす面白さを感じてもらえるよう、講義や実習をさらに充実させていきたいと思います。
3学年2位 救急医学講座 池側 均 学長特命准教授
■担当科目:
救急・中毒:代表的な救急病態や重症外傷、中毒診療、および災害時に必要な医学・医療を系統的に学習し、初期治療を⾏いながら、迅速な鑑別診断へと導く筋道だった思考を展開し、問題を解決する⼿法を⾝につける。
外科総論:⼿術に関すること、創傷の処置・処理に関すること、侵襲的な検査に関すること等について学習する。
地域医療の実践 A1:地域医療の実際について、講義やグループワーク、実習などを通して理解を深める。
【コメント】
「令和5 年度「学生からの教育評価」教員部門」関西医科大学教育奨励賞を賜り、全く予想していないことで驚くとともに、大変光栄なことに感じています。平成28年に救急医学講座に赴任し、本学の学生教育に携わることになりました。国家試験や各学年で実施される試験に合格できる知識を習得してもらうことは当然として、救急医療に関連する改訂されたガイドラインの解説を行うなど最新の医学知識を提示したり、病院前診療や災害医療などで救急医療が果たしている社会への役割を明示したりすることで、救急医学の現在地を知ってもらい、ひいては医学生自らの医学知識を深められるきっかけ作りになる様には腐心してきたつもりです。すごく特別な取り組みをしているつもりはありませんが、今後も医学生の関心を得て、学習意欲に応えられるように研鑽を積み重ねたいと思います。有難うございました。
※3学年については1位表彰者が本学教員を辞していますが、規程に則り繰り上げを行わないため、次点の教員のコメントを掲載いたします。
救急・中毒:代表的な救急病態や重症外傷、中毒診療、および災害時に必要な医学・医療を系統的に学習し、初期治療を⾏いながら、迅速な鑑別診断へと導く筋道だった思考を展開し、問題を解決する⼿法を⾝につける。
外科総論:⼿術に関すること、創傷の処置・処理に関すること、侵襲的な検査に関すること等について学習する。
地域医療の実践 A1:地域医療の実際について、講義やグループワーク、実習などを通して理解を深める。
【コメント】
「令和5 年度「学生からの教育評価」教員部門」関西医科大学教育奨励賞を賜り、全く予想していないことで驚くとともに、大変光栄なことに感じています。平成28年に救急医学講座に赴任し、本学の学生教育に携わることになりました。国家試験や各学年で実施される試験に合格できる知識を習得してもらうことは当然として、救急医療に関連する改訂されたガイドラインの解説を行うなど最新の医学知識を提示したり、病院前診療や災害医療などで救急医療が果たしている社会への役割を明示したりすることで、救急医学の現在地を知ってもらい、ひいては医学生自らの医学知識を深められるきっかけ作りになる様には腐心してきたつもりです。すごく特別な取り組みをしているつもりはありませんが、今後も医学生の関心を得て、学習意欲に応えられるように研鑽を積み重ねたいと思います。有難うございました。
※3学年については1位表彰者が本学教員を辞していますが、規程に則り繰り上げを行わないため、次点の教員のコメントを掲載いたします。
4学年1位 麻酔科学講座 梅垣 岳志 准教授
■担当科目:
麻酔・集中治療:おもに⿇酔全般、集中治療、ペインクリニック(痛みの診療)について学習する。
LPBL A4:2年次のLPBL A2から継続して、臓器別系統別コースの学びを基本に、症候論を通して臨床推論能⼒を育成する。
【コメント】
このたび、「令和5年度 学生からの教育評価 教員部門 関西医科大学教育奨励賞」という素晴らしい賞をいただき、心より感謝申し上げます。この賞は、私自身の努力というよりも、学生の皆さんが学びに真摯に向き合い、一期一会を大切にしてくださった成果であると深く感じております。講義や実習で多くの方々と向き合うたび、関西医科大学で学生だった頃の自分を思い起こし、身の引き締まる思いを新たにしております。
麻酔・集中治療という分野は、医療の最前線で患者さんの命を守る責任ある仕事です。授業では国家試験に向けた内容を取り入れつつ、この仕事の責任の重みややりがいを少しでもお伝えできていれば幸いです。今後も、学生の皆さんが臨床現場で自信を持って活躍できるよう、実践的で思考力を養う講義に努めてまいります。改めて学生の皆さん、並びに関係の皆様に心より感謝を申し上げ、この賞を励みにさらなる精進を重ねてまいります。
麻酔・集中治療:おもに⿇酔全般、集中治療、ペインクリニック(痛みの診療)について学習する。
LPBL A4:2年次のLPBL A2から継続して、臓器別系統別コースの学びを基本に、症候論を通して臨床推論能⼒を育成する。
【コメント】
このたび、「令和5年度 学生からの教育評価 教員部門 関西医科大学教育奨励賞」という素晴らしい賞をいただき、心より感謝申し上げます。この賞は、私自身の努力というよりも、学生の皆さんが学びに真摯に向き合い、一期一会を大切にしてくださった成果であると深く感じております。講義や実習で多くの方々と向き合うたび、関西医科大学で学生だった頃の自分を思い起こし、身の引き締まる思いを新たにしております。
麻酔・集中治療という分野は、医療の最前線で患者さんの命を守る責任ある仕事です。授業では国家試験に向けた内容を取り入れつつ、この仕事の責任の重みややりがいを少しでもお伝えできていれば幸いです。今後も、学生の皆さんが臨床現場で自信を持って活躍できるよう、実践的で思考力を養う講義に努めてまいります。改めて学生の皆さん、並びに関係の皆様に心より感謝を申し上げ、この賞を励みにさらなる精進を重ねてまいります。
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