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2024年06月21日

イタリア・日本共同国際シンポジウム

開会挨拶を行う木梨学長

 6月21日(金)、枚方キャンパス関医タワーおよび医学部棟加多乃講堂において、イタリア・日本共同国際シンポジウムが開催されました。これは在大阪イタリア領事館(Marco PRENCIPE在大阪イタリア総領事)と本学が主催し、トリノ工科大学との連携のもと開催したもので、2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博2025」)を見据え、人類と医療のためのロボティクスをテーマとして実施しました。ヘルスケアの分野におけるロボット工学の広がりとその多大な可能性について日伊の知見と最新の研究を共有する機会を提供するこのシンポジウムに、国内のみならず海外からも総勢150名を超える参加者が集い活発な意見交換が行われました。

 9時30分、国際化推進センター長友田幸一名誉学長の歓迎挨拶により、ロボティクスおよび医療関係企業によるモーニングセッションが開幕しました。

 その後、13時から、Giuseppe PEZZOTTI客員教授による司会の下、H.E. Gianluigi BENEDETTI駐日イタリア大使、木梨達雄学長、トリノ工科大学Alberto SAPORA副学長、トリノ工科大学Stefano Paolo CORGNATI 学長(ビデオ出演)による開会挨拶が行われました。

 続いて、トリノ工科大学Giuseppe QUAGLIA教授他3名による基調講演が行われ、講演後にはMarco PRENCIPE在大阪イタリア総領事が閉会挨拶を述べました。

 さらに「ヘルスケア、リハビリテーション、障がい、高齢社会のためのロボット技術」と「人類と医療分野へのサービスロボティクスの挑戦的応用」の2件をテーマにシンポジウムが行われ、本学からは医学部リハビリテーション医学講座長谷公隆教授、同小児科学講座石崎優子診療教授らがシンポジストとして参加する中、ヘルスケアやロボット工学の分野における最新の知見が紹介されました。その後は医学部棟4階カフェテラスで懇親会が行われ、お互いに友好を深めていました。

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