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2017年05月01日
大学院企画セミナーで慶應義塾大学医学部長 岡野栄之氏が講演
5月1日(月)午後5時から枚方学舎加多乃講堂において、平成29年度第一回「大学院企画セミナー」が開催されました。これは例年本学が各分野の第一人者を招き、本学大学院生・教職員・学部学生、および学内外の関係者を対象に行っている連続講座です。
今回は発生生物学・再生医学研究を専門とする、慶應義塾大学医学部岡野栄之学部長(同医学部生理学教室教授)を講師に迎え『iPS細胞と遺伝子改変霊長類技術を用いた精神・神経疾患研究』とのテーマで実施されました。
岡野氏は、国内外の学会で理事を務め、また平成18年には中枢神経損傷の拡大を抑える細胞の働きを解明するなど、日本の発生生物学、再生医学を牽引する研究者。講演では、iPS細胞を用いて行っているALS(筋萎縮性側索硬化症)の治療薬開発や、遺伝子改変動物を用いたパーキンソン病の研究について解説しました。
この分野の最先端の知見に触れられる機会に多くの受講者が集まり、公演後の質疑応答でも活発なやり取りが行われました。
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