国際大学院開設

　 本学は、大学院医学研究科医学専攻（博士課程）に令和4年度から国際大学院を開設しました。

　この国際大学院は、アジア・アフリカ・東欧各国などの協定大学から推薦された優秀な留学生を受け入れ、日本と関係国間の医学・医療に貢献できるリーダーを養成することを目的としています。また、留学生の受け入れに伴い、諸外国の標準である9月の秋入学を本学で初めて導入しました。

　 開設初年度は、7名が入学しました。本学から学費、生活費等、全面的な支援を受ける学生が4名、加えて、医療系の私立大学では昨年度唯一採択された文部科学省「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」の支援を受けた国費外国人留学生が3名となっています。私立大学による留学生への経済的な面も含めた全面的な支援は、国際化を進めるうえで非常に画期的な取り組みといえます。

　 また、10月4日（火）14時から、枚方キャンパス医学部棟4階中会議室において国際大学院の入学式が挙行されました。

 　入学式には山下敏夫理事長をはじめ、友田幸一学長、木梨達雄副学長（研究担当）、大学院医学研究科人見浩史教務部長、大学院医学研究科中邨智之教務副部長、国際化推進センター西山利正副センター長や指導教員らが列席し、合計7名の入学を歓迎しました。入学生の出身は、ベトナム、タイ、リトアニア、セネガルなど多様性に富んでおり、本学の国際化が一層進むことが期待されます。