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2021年03月20日
附属看護専門学校発展的閉校記念式典挙行
3月20日(土・祝)11時から枚方学者医学部棟加多乃講堂において「附属看護専門学校発展的閉校記念式典」が挙行され、山下敏夫理事長、友田幸一学長、附属看護専門学校楠本健司学校長ほか関係者61名が参加しました。
当初本式典は懇親会も挙行される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い懇親会を取りやめ、式典参加者数も絞って縮小した形での開催となりました。 まず、山下理事長が式辞として本学における看護師養成の歴史を振り返り、附属看護専門学校が看護師養成の中核を担い、これまで5,626名の卒業生を輩出し様々な看護の分野で活躍していること、近年は看護師国家試験にほぼ100%で合格していることなどを説明した後、今後は看護学部がその良き伝統を引き継ぐことで、次代へのバトンを引き継げることに対し、教職員の努力と関係者の支援に感謝の意を表しました。
続いて枚方市伏見隆市長、寝屋川市広瀬慶輔市長、守口市西端勝樹市長から事前に寄せられたメッセージが読み上げられた他、大阪府看護協会会長、大阪府看護連盟会長、本学附属病院看護部師長会・副師長会、総合医療センター看護部師長会・副師長会、香里病院看護部師長会・副師長会からもメッセージが寄せられたことが紹介されました。
その後、附属看護専門学校牛嶋百合子教務部長から挨拶とスライドショーによる附属看護専門学校の紹介がありました。まず、看護学校同窓会が作成した本学看護師養成課程の変遷を紹介したDVDが放映され、高殿校舎から牧野校舎に移転した閉校までの8年間を、季節ごとのイベントや風景写真を交えたスライドで振り返りました。スライドショー終了後には今回のコロナ禍で叶わなかった校歌の歌唱に変わり、昨年度卒業式で卒業生が校歌を斉唱する姿を収めた映像が放映され、牛嶋教務部長からこれまで関わってきたすべての関係者への謝意とともに、最後の卒業生の国家試験合格100%を願う言葉とともに、挨拶が締めくくられました。
また、楠本学校長から令和3年3月31日をもって附属看護専門学校が閉校する旨の閉校宣言がなされた後、附属看護専門学校の学校旗が楠本学校長から山下理事長へ返還されました。 最後に楠本学校長が学校長挨拶に立ち、幾多の名称変遷を経て、時代に即した看護専門職を育成してきたことについてこれまで支援してくれた関係者に心から敬意を表し、お礼が述べられた後、自身が学校長を努めた期間と、コロナ禍の中、最後の39期生57名を無事に送り出せたことに関して振り返りました。また校歌“ともしび”の最後の歌詞「愛のともしび かかげなん」を引用し今後も附属看護専門学校が培ってきた看護の魂が、多くの卒業生や教職員に受け継がれることを願い、心よりの感謝と参加者の今後の健康を祈念し、挨拶が締めくくられました。
式辞を述べる山下理事長
挨拶及びスライド紹介を行う牛嶋教務部長
学校長挨拶及び閉校宣言を行う楠本学校長
楠本学校長から山下理事長への校旗返還
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