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2019年12月14日

第3回乳児院が展開する産前産後母子支援事業研修会開催

 12月14日(土)10時から、附属病院13階講堂において「第3回乳児院が展開する産前産後母子支援事業研修会」が開催されました。これは、大阪乳児院が実施する産前産後母子支援事業で大学と締結した事業展開は全国で初めてです。医療、保健、福祉対象者を対象に、社会的ハイリスク状態にある対象の虐待を未然に防ぎ子どもと家族を支援することを目的とした研修で、115名が参加しました。

 看護学研究科酒井ひろ子教授の挨拶の後、同教授が『メンタルヘルスに課題のある母親と支援』と題して、妊娠うつ・産後うつの危険因子や予防・防止・早期発見・支援方法等について紹介。続く大阪府済生会大阪乳児院の上村由紀看護師による講演『乳児院における親支援と特徴』では、大阪乳児院での産前産後支援介入方法とその結果について実例を用いて紹介されました。

 さらに大阪母子医療センター甲斐紀子看護師から『周産期における親支援と特徴』と題して総合周産期センターの産後ケアについて講演が行われました。

 その後、予防再統合事業と産前産後母子支援事業について現場で事業にあたる教員、保育士、看護師による2つのセッションが行われ、酒井教授による閉会挨拶をもって閉会しました。

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