修了生メッセージ(博士前期課程 高度実践看護師コース)
在宅看護学領域
現職:滋賀県 社会医療法人誠光会淡海医療センター勤務(在宅看護専門看護師)
奥 佳奈 さん
現在のご職業をお聞かせください。
社会医療法人誠光会淡海医療センターという420床の急性期病院に勤務しています。患者総合支援センター入退院支援課に所属し、入退院支援業務に従事しています。病棟や外来の看護師が、患者さんのQOLを考え、患者さんにとって最適と考えられる在宅支援を行えるようサポートしています。
関西医科大学大学院看護学研究科に進学した理由を教えてください。
学びたいことが学べるコース、指導教員に出会えたことが一番大きいですが、通学の利便性も重要でした。附属医療機関や訪問看護ステーション等、実践と学びのフィールドが充実していることも魅力だと思います。
関西医科大学大学院での学びや研究が、現在の業務に役立っていることなどはありますか?
大学院では自ら問いを立てながら思考を整理したり、深く追求したりというような、学び方を学んだと思っています。現在の業務においても、自ら問いを立てながら思考を整理していくことが日常ですが、大学院でのトレーニングがあったからこそだと思っています。初学者として研究のプロセスをひととおり経験したことも、同様に業務に活きています。
在学中に印象に残っている講義科目は何ですか?
「看護倫理」の講義は特に印象的で、今でも時々思い出します。背景もさまざま、経験もそれぞれの同期たちとの活発なディスカッションは、個々や専門職としての価値について考え、気づきが得られる時間だったと思います。
実際に入学してみて、本学の魅力だと感じた点をお聞かせください。
多様なフィールドで日本の看護界を牽引される先生方に学べることは、何よりの魅力だと感じます。
受験生の方に向けて、一言メッセージをお願いします!
大学院での2年間を終え臨床に戻り、数年経った今になってやっとわかること・気づけることもあります。苦しいことも多かったですが、やっぱり経験してよかったなと思います。学びたいと思える、その機会を逃さず、ぜひ関西医科大学大学院に飛び込んでみてください!