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修了生メッセージ(博士前期課程 臨床看護教育者コース)

看護学教育領域
現職:関西医科大学看護学部 基礎看護学領域 助教
中西 愛 さん 

現在のご職業をお聞かせください。

関西医科大学看護学部の基礎看護学領域で教員として勤務しています。

関西医科大学大学院看護学研究科に進学した理由を教えてください。

看護学教育の教授が在籍され臨床看護教育者のカリキュラムがあったことから関西医科大学を選びました。交通アクセスも良く附属医療機関があるため実習環境に困らない点も魅力のひとつだと思います。

関西医科大学大学院での学びや研究が、現在の業務に役立っていることなどはありますか?

臨床ではそれぞれの専門分野がありますが、教育はどの分野でも必要なスキルです。大学院では、教育で専門職の質保証を行い看護の発展に寄与できる人材を育成していくことの重要性を学びました。看護専門職としての人材を育成するための指針として大学院での学びが役立っています。

在学中に印象に残っている講義科目はありますか?

「看護学教育論」では、専門家教育とはどうあるべきかについて探求して行くことの必要性を学びました。

「看護倫理」では、これまでの自己の考え方に向き合うことの重要性や倫理観を再構築していくことの必要性を学びました。このことは現職での基礎教育や研究を行う際にも大きく役立っています。

「看護政策論」では、政策の課程やそれに参画する方法を学ぶことができました。看護ケアシステムを見直す視点が得られ、必要であれば政策提言を行う実践力の重要性を学ぶことができました。

受験生の方に向けて、一言メッセージをお願いします!

本学大学院にはさまざまな分野を学ぶ領域があり、同期はもちろん先輩や後輩とディスカッションを行うことで他領域の知見を得ることもできます。

臨床で実践している時は「大学院はハードルが高い」と感じていましたが、修了後には看護が好きだと再認識でき、また得られた学びは実践で活かすことができます。大学院はこれからも看護を実践していきたいと思う方々が学びに来る場所であると思います。

是非、大学院へ一歩踏み出してみてください。